舞台裏話談話室
国宝瑞龍寺冬のライトアップ
平成19年2月10日(土)
国宝!瑞龍寺、法堂(はっとう)にて
高岡市の国宝瑞龍寺を夜間に照らす「国宝瑞龍寺 冬のライトアップと門前市」が始まりました
禅宗伽藍(がらん)が夜空に浮かび上がり、初日は県内外から四千人余りの来場者が幻想的な空間に酔いしれたとのこと。
弥栄節はその初日のイベントに登場しました
市内企業や地元自治会でつくる実行委員会が、 瑞龍寺の年間入り込み客百万人を目標に取り組む初のイベント。 国宝に指定された山門、仏殿、法堂(はっとう)を中心に、 青色を主体とした寒色系の照明が当てられ、冬の禅宗寺院の荘厳さが際立つ瞬間です。 総門前では門前市が開かれ、地元住民らが出店した屋台が連ね賑わっていた |
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国宝指定の法堂(はっとう)にて弥栄節を演じました。 |
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この法堂は殿様が家臣とともに前田利長公の冥福を祈った場所とか 法要の執り行いやすい座敷建築とのこと、品格がすばらしい。 |
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利長公あっての金屋町です 大きな位牌の傍らで”やがえふ”を心を込めて踊ります。 |
Photo・源じい |
......独り言...... 今夜はあいにくの雨模様です。それでも四千人の人手とか。 傘をさして出向いてまでも来た甲斐があるって思います。 やはり国宝は只者ではない(笑) 加賀藩の威信が無言のうちに伝わってきます。 |
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瑞能寺の縁起と国宝指定について 高岡山瑞龍寺は、高岡の町を開いた加賀二代藩主、前由利長公が慶長18年(1613年)に高岡に建立した法円寺を前身とします。 利長公の弟であり、三代自藩主の利常公が慶長19年(1614年)5月に没した兄の菩提を弔うために、正保2年(1645年)の三十三回忌法要後、寛文3年(1663年)の五十回忌法要をめざしておよそ18年の歳月を費やして建立された曹渦宗の寺院であります。一直線に並べた主要伽藍を中軸として、左右対称の整然とした伽藍を有することから「伽藍瑞龍寺」の名で全国に知られており、平成9年12月に、 全国の近世寺社建築を代表する建造物として、瑞龍寺「仏殿」、「法堂」およぴ「山門」の三棟が国宝の指定を受けました。 近世寺社建築として評価された、全国第一級の国宝建造物です。 指定を受けた主な理由は、「瑞籠寺の仏殿、法堂、山門は、それぞれがきわめて優れ完成度が高く、三者が並ぶ配置構成がきわめて均衡が取れた美しい比例を示しており、我が国の社会・文化に影響を及ぽした曹洞宗の建築を知る上で特に深い意義を有している」として、国宝指定の基準を満たしていると認められたものであります。..................瑞龍寺パンフレットより |