舞台裏話談話室

御印祭(ごいんさい)
平成22年6月19日(土)〜6月20(日)

金屋町恒例の御印祭です。加賀藩2代目藩主利長卿より拝領した宅地を始め、
多くの手厚い保護に対して利長卿のご命日(旧暦では5月20日)に遺徳を偲ぶためのものです。


今年の目玉はなんと言っても
県知事、衆議院議員、高岡市長の御三方が見学に来られたことです




石井富山県知事(中央)、橘衆議院議員(中央右)、高橋高岡市長(中央左)に写真撮影をお願いすると気軽に応じていただき普段お目にかかることの無い御三家そろい踏みのショットとなりました。最後に握手までしていただき弥栄節保存会の囃し方衆にとっては最高の思い出となりました。



6月19日は前夜祭(やがえふ)踊り町流しです総勢1300名余りの踊り子が
金屋町の石畳通りを演舞しました。


公園内舞台では各民謡団体や保存会メンバーが演じました。


有磯神社よりお神輿が参ります


舞台は子供たちによる御印太鼓で始まります



6月20日,本祭り午後、前田利長公墓所にて奉納踊りを披露して参りました


















 .....独り言.....


三味線初出演


今年の御印祭も無事終えることができました。
出演された皆様、関係者の皆様、お世話してくださった皆様、見に来てくださった皆様に深く感謝します。そして雨予報だったにもかかわらず、一粒の雨も落とさずにいてくれた空にも感謝の気持ちでいっぱいです。私はというと、昨年まで手にしていた踊りの手ぬぐいに変わり、今年は三味線を手に、初めて囃子方として参加した記念の御印祭でした。練習してから日も浅く、まだまだ未熟者なのですが、大勢の人にまぎれて後ろにいればなんとかなるだろうと安易に考えていました。
ところが、実際演奏してみると、皆さんがぴったり合っているのに一人だけ違っているのはなんと、非常に目立つというか耳障りになるのです。とにかく真剣に指を動かし、バチを打ちました。顔は引きつり、一点をにらみつけ、鬼のような形相だったにちがいありません。ミスも多かったので、もっと皆さんに近づけるように練習しなければと思いました。緊張はしたけれど、祭りの賑わいの中にいることはとても楽しい時間でした。暖かく見守って下さった囃子方の皆様ありがとうございました。   


                              <かとみ>





そして祭り収め金屋町風情です。夕刻にはお神輿が有磯神社へとお帰りです。


2010御印祭日程ポスター 武山教授(富山大学芸術文化学部)作



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