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舞台裏話談話室

令和 7年9月 国宝・瑞龍寺(秋・夜の祈りと大福市)ライトアップ出演

  2025年9月13日(土)午後6:30出演
国宝・瑞龍寺にて弥栄節奉納です。
当保存会10名と民謡団体・華の会20名の合同出演です

イベントは9月13日〜15日の3日間です
13日のオープニングを飾る弥栄節奉納となりました。

弥栄節(やがえ節)誕生

昔、鉄を溶かす「たたら吹き」という製錬法では、大きな「ふいご」を足で長時間踏み続ける重労働でした。
疲れる心身を元気づけ、足踏みを揃えるために自然に歌われ始めたのが、金屋町に伝わる「やがえふ(弥栄諷)」です。
近代化とともに歌われなくなりましたが、昭和初期に踊りと囃子を取り入れ、民謡「やがえ節」として新たに誕生し、今日まで歌い継がれております。
「弥栄(やがえ)」には「ますます栄える」という意味が込められ、労働の辛さを乗り越え地域の繁栄を願う人々の心が歌声に表れています。
この歴史ある「弥栄節・やがえぶし」の踊りを通じて、先人たちの労働の歌声と受け継がれる心をお届けいたします。
































国宝.瑞龍寺は加賀藩2代藩主前田利長公の菩提寺です
金屋町に高岡鋳物発祥の礎を築いていただいた大殿様です。
おごそかな雰囲気での感動的な弥栄節奉納でした。



....独り言....................

瑞龍寺ライトアップ会場で、我々保存会メンバー10名と民謡団体・華の会さんとで弥栄節を踊らせていただきました。
瑞龍寺と言えば、前田利長公の菩提寺。金屋町は利長公が7人の鋳物師を招き、工場を建てたことがキッカケで大きく栄えた町であり、また弥栄節はその鋳物工場から生まれた作業唄。
そんなゆかりの深いお寺で弥栄節を奉納させていただける幸せを心の深いところで感じながら踊りました。折しも、この日は利長公顕彰祭が行われており、利長公が高岡城に入城した正にその日(9月13日)だったようで、幾重にも深いご縁を感じました。
                    みの(女踊り)



国宝・瑞龍寺のライトアップイベント出演です。
今回、音源がCD伴奏でしたので私はビデオ撮りに参加しました。
参道脇の明かりに照らされた和傘がより幻想的に弥栄節踊りをきわだてていました
踊り終えた後にアンコールの掛け声には驚きと嬉しさがありました。

                      .hitossyan







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