金屋町マップ
日本の中の富山県地図 高岡市のなかの金屋町地図

平成23年4月に旧7ヶ町が合同し金屋町が誕生しました
(旧7ヶ町は金屋本町、中町、上町、東町、西町、古町、宮川町)
約200世帯の小さな自治会です。
..........かなや物語........
千保川のほとりに静かに軒を並べる町、金屋。
今から約400年前の慶長16年、高岡の町を開いた加賀藩二代藩主、前田利長公が、
七人の鋳物師を招いて鋳物産業を興させたのがこの町の始まりです。

当時は鉄の鍋釜を生産していましたが、
その後、梵鐘や仏具類、さらに多彩な工芸銅器が作られるようになり、
今日、美術銅器の販売高では全国シェア90%を占める「銅器のまち高岡」を
作り上げました。

また、この鋳物技術が現在のアルミ産業の発展に大きく貢献しました。
金屋町に今も残る千本格子の町屋は、鋳物師たちが熱い炎の中で物作りに
いそしんだ仕事の場であり、疲れを癒した生活の場だったのです。

いま、高岡市では「金屋町づくり推進協議会」と共に、鋳物師たちが慈しみ、
刻みつづけてきたこの町の歴史と伝統を残そうと、様々な整備事業をはじめ
「御印祭り」や鋳物作業歌「弥栄節/やがえふ」などの継承にも力を注いでいます。
50戸余り建ち並ぶ格子戸の町屋をひきたてる石畳、
そして電柱を取り払いノスタルジックな灯りを施した町並みは、
鋳物師たちの熱い思いをこめて、人々に歴史を語りかけています。

                             (高岡市金屋町まちづくり事業パンフレットより)





鳳鳴橋に鎮座する鳳凰のモニュメント



金屋町公民館です
屋上のベルの飾りは兜をイメージしています



昭和35年に建立された「鋳物発祥の碑」です
緑地公園内にあります。



緑地公園内の千本格子をイメージした
噴水です。



金屋中町石畳通りです
昭和58年から63年にかけて整備されました。



金屋町通りの千本格子です。
鋳物師たちの熱き思いが聴こえてきそうです



冬の金屋町通りです。
静かなたたずまいが雪と調和します。



宗泉寺にあるお地蔵さん。
「おんぞはん」とよばれ7ヶ町それぞれに
祠があります。



H19年4月に高岡市鋳物資料館がオープンしました



鋳物資料館の展示風景
鋳物つくりの道具など展示してあります